空の向こう側







「はぁ…作戦通りだな。」



側を多くの衛兵達が通るのを影から見ながら、克也は呟いた。




あの火、俺がこの前偶々開発したやつだったけど





意外な所で役に立ったな






「衛兵達も殆どコッチ来たし、俺の役目は果たせたな。」




あとはお前次第だ、夏





絶対捕まんじゃねぇぞ





「行け…夏。」




克也は空に呟いた。







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