空の向こう側

いつ、どうやって知り合ったかも覚えて無い





でも、何を忘れたとしても




君自身は忘れたくない






私は着けていたペンダントを見る。



銀色のプレートに、色んな色の硝子が付いていた。




ーーどうか、この××××ーー




分からない




あの時、何を願ったんだろう…





「…夏。」




ねぇ、神様




もう一度、お願いしてもいいですか?




「もう一度…夏に会いたい。」



ーーーカタン







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