空の向こう側

夜遅いから、警備も少し緩い


私は城から抜け出して、近くの森をさ迷った。





たどり着いたのは、大っきな湖



向こう岸どこだよ?ってぐらいデカい



これが世界なんだ、って思ったんだ。







それから毎日、私は夜になると抜け出してここに来た。


あまり人が近寄らないから、誰かに見つかること無いし

第一、国民に姿見せたことないから私が姫なんて分かんないだろうけどね


只一部 黎術生を除いては



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