空の向こう側

だからこれが、私にとっての初めての『普通』


外の空気に当たって

ヘトヘトになるまで、大好きな踊りを踊る。


踊るとさ、私の存在を感じられる


いつも私って生きてんのか分かんないから


踊ってると、心臓はバクバクするし、汗は吹き出るし


生きてるって、感じられる


だから踊りは好き




あの日も、いつもと変わらない筈だった


君に出会うまではーー


「うわっ!」



< 51 / 288 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop