空の向こう側

その人の気持ちはお構いなしに、無理矢理私は名前を聞き出した。


その人は、梶原夏っていうらしい


止める夏を余所に、私は城下町に向かっていく。



ずっと憧れてたんだ

こうやって、誰かと街を歩くこと

それに、城下町も一度行ってみたかったし



夏には悪いけど、利用さしてもらった。



だって、私には時間が無いんだもん




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