空の向こう側

境界線










午後9時

俺は図書館の一番隅の席でペンを走らせていた。



「…で、できた…。」


やっと出来た課題に俺は体を伸ばす。



講義終わってからずっとだし…かれこれ五時間?



給料欲しいぜこの野郎




「お疲れ、夏。」





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