届けこの思い
それから美羽ちゃんは前よりは笑うようになった。
なんでだろう…美羽ちゃんはクラスの女子とは同じ感情じゃない…
おかしいな…
カシャッ
…ん?カシャッ?
「プッ…アハ…アハハハ!」
…美羽ちゃんよ…君…盗撮ですか…
「み~う~ちゃん?何を撮ったのかな?ん?」
「アハハハごめんごめん!永久くん1人で百面相してるからおかしくて…プッ…」
「ったく…(カワイイ顔で笑ってるし…)」
…ん?カワイイ顔?
写メぇぇぇ!!
カシャッ!カシャッ!
「え!?やだ永久くん!撮った!?」
「アハハハ!お返しだよ!はい、保存!」
「も~!いいもん!私も保存したし!」
真っ赤でカワイイなぁ…
あ。そーだ。
「ごめんごめん!どうせなら二人で撮る?」
「うん!」
満面の笑みだった。
「撮るよー。はいチーズ!」
カシャッ