ロボカノ!
「あの、バカ親父!
また変なもの置いていきやがったー!」

俺の親は、はっきり言って馬鹿だ。
なのに、大海グループの会長だったりする。

金持ちの道楽かしらないが、よくガラクタを集めて
俺に回す。


500年前の、石ころ。
何百年も前のダイヤの原石。


こんどは…少女。

じゃなくて、ロボット!?

「いや…、そんな事はねえよな…。」

これは、現実では無いという事を確かめるために

ロボカノの手を握る。
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