俺様彼氏と毒舌彼女
君は…
彼女は確かにそう言った…
遠い、遠い。
記憶だけど俺は
ちゃんと覚えている。
君の理想の男になりたくて、
運動だって勉強だって頑張った。
けど、君は、小学校に上がる前に転校してしまった…
だから…
あの時はすごくびっくりした…
入学式の朝に会った昔と変わらない
幼なさを残した君。
ナンパされてて、すごく焦ったし、
無性に腹がたったんだ…
だから、喧嘩口になって
怒らせる事を言ってしまった…
しかも、俺の事を覚えてないし…
でも、君が本当に
俺を好きになるまで
俺に振り向くまで
諦めるつもりはないんだ
覚悟してろよ?
ー俺の愛しい桃歌ー