闇と光 〔上〕

無言で時雨の後ろに乗る。



大きいエンジン音がしたあとに発進。



時雨は微笑しかしないのかしら?



あたしは全く笑えないけれど。



「秋歌~、夕飯どうする?」



百のバイクに乗った秋が話しかけてきた。


< 370 / 430 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop