闇と光 〔上〕

あたしはハッキリ覚えてる。



醜いものを見るような目であたしたちを見て、



髪の色のせいでみんなに気味悪がられ、



親にはアンタたちなんかいらないと言われる始末。



あんな親、必要ない。



最初からいなかったって思いたいぐらい。


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