ハロウィン
ハンバーグを食べた雅人は
何も言わなかった。
マズイともウマイとも。。
一番、傷つくパターンだったり
───────する。。
『雅人……??』
『ん??』
微妙に私をにらんでいるような眼
それがとっても怖い。
『おいしい……??』
『人が黙って食べてるってことは
おいしいんだよ。』
───ほめてくれた?
これ以上の誉め言葉が
何処にある!!
嬉しいな……
気合いいれてつくって
よかった!!!
『ところでアップルパイは??』
ギクッ……。。
いやそれはもう
美味しい【パイ】なんだよ??
ただソレが【アップルパイ】
じゃないという……暴挙??
雅人が殺気を
まとっている。。
『わ、わかった。
今【パイ】もってくる。』
そういって冷蔵庫の中から
【パイ】を取り出し
雅人の前にもっていった。。