死神との賭け

・・・。

目の前にはこの世のモノとは思えないような女の子が...

『だ、誰??!!』


その子は人間といえば人間なんだけど...
ピンクの長~い髪に緑の瞳。そして何よりも目立つのが宙に浮いていて大きな黒いカマをもっていること。。



『ぁ~ら。そんなにビクビクしなぃで?目に見える物を怖がったりしちゃダメよ。』



そんなこと言ったってこの体の震えはあたしの意志で止まるはずがなぃ...


『だ、だから貴女だ、誰なのよ?!!!!』



その女の子はクスッと笑い口を開いた



『うふっ。貴女から見たら私は死神みたいな物ね...』


『死、死神??!!!』



なんだか死神とは違うイメージ。。


『そぅよ?信じられないかもだけど...私の名前はリ-ル。よろしくね。クスッ』




『な、なんで死、死神があたしの前にあ、現れるのよ???!!!』



『クスッ。それはねぇ...今日,貴女を殺しに来たの。』





『は???!!!』


なんで?なんでいきなり死神に殺されなきゃなんないの?
あたしは今現在,元気ぢゃなぃ!!!



『実はねぇ~私のせいでちょっと狂っちゃったのよねぇ~。。本当は3年前のクリスマスに貴女は事故で亡くなるハズだった。私は貴女を迎えに行くはずだったの。でも私がノンキに寝てたせいで貴女を迎えに行けず3年間も余分に貴女を生かしておいちゃったの。』


『な、なによそれ??!!そんなことであたしは殺されるわけ??!!そんなの嫌よ!絶対にイ~ヤっ!!!!!!!』





あたしは必死に抵抗した!
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