誰よりも、君がすき。

だけどこれ以上言ったら

智子の機嫌を悪くして
しまいそうだったから
心の中にしまいこんだ。



恋ってそういうもの
だと思ってるのは
私だけのかもしれない。


勝手にそんな理想を抱いて

憧れを持ってるのは。

現実はそうじゃない。


違うクラスなのに
芹沢に初めてを捧げようとした
新川さん



話したこともないのに
芹沢が好きだ
といった智子


純愛


なんてものは

この世には存在しないの
かもしれない。
< 37 / 119 >

この作品をシェア

pagetop