誰よりも、君がすき。
「お母さん、明日学校休んじゃ
だめ?」
リビングで洗濯物をせっせと
たたむお母さんの隣にちょこんと
正座した。
「気分でも悪いの?」
「ううん。ただ行きたくないの」
「は?ダメに決まってるでしょ。
明日は始業式だけでしょ?頑張って
いきなさいよ。」
「さ、どいたどいた」と私を
手ではらうお母さん。
う゛ぅ…
そうですよね。
お母さんが正しい。
分かってるけど
明日はどうしても行きたく
ないんだ。
そう思っても結局
明日はきちゃうわけで