Out-of-Eden―禁断の果実―
あのあと何も話さず学校に着いた。




柊斗さん…今回ばかりは怒るよね。




「林檎さんどうしたスか…また顔に傷」




那智さんはもう柊斗さんに私とユイがよりを戻したことは知っているはず。




私を見かけるたびに作られた傷を心配してくれる。




「大丈夫。なれたから。それと那智さん敬語…」

「ごめん。癖かな」

「直してくれるといいな」




友達。




たった一人の友達。




大切にしないと壊れちゃう。

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