Out-of-Eden―禁断の果実―
私の監禁場所
【林檎】
バレンタイデー当日。
こんなチョコを渡す女の子のイベントの日に好きな人に会えないのは悲しい。
昴さんがあんなこと言わなければ、絶対に行かなかった。
「林檎ちゃん。いらっしゃい」
憎めない優しい笑顔で迎えてくれた昴さん。
「おじゃまします」
頭を下げて、中に入った。
「その袋は?」
指差す昴さんの指は、私が金龍のチーム全員のチョコが入った袋。
「みなさんのチョコです」
「ありがとう」とお礼を言ってくれた昴さん。
バレンタイデー当日。
こんなチョコを渡す女の子のイベントの日に好きな人に会えないのは悲しい。
昴さんがあんなこと言わなければ、絶対に行かなかった。
「林檎ちゃん。いらっしゃい」
憎めない優しい笑顔で迎えてくれた昴さん。
「おじゃまします」
頭を下げて、中に入った。
「その袋は?」
指差す昴さんの指は、私が金龍のチーム全員のチョコが入った袋。
「みなさんのチョコです」
「ありがとう」とお礼を言ってくれた昴さん。