Out-of-Eden―禁断の果実―
もう決心ついたのに、一晩寝て…
気持ちの整理がついた…
柊斗さんのそばに居たい
「ユイのことはもう心にはないです…私の心を今満たしているのは柊斗さんです」
私の言葉が予想外だったのか…
目を見開いた。
「この噂本当だったんだな」
「何の噂ですか」
「ここで告白すると成功するって」
「昂が言ってたからどうかわからないが」と照れ臭そうに言った。
「あの事件以来考えました、柊斗さんのこと好きなのかって」
「ああ」
「初めは助けてくれたから、そう思ったんですけどそうじゃないって気づいたんです。私を受け入れてくれる、昨日核心しました…だから…捨てないでくださいね?」