夜恋❦yaren❦
≪ここから今に戻る≫

「…だから、私は傷つかないために人とかかわる時にある程度の距離を取った。だって、もう裏切られるのは嫌だったから…。大好きな人が離れていくのが怖いか…ッヒク…ら。引くでしょ?こんな弱い人間なんだって。エヘヘ…」

あたしが全部話し終えるといきなり抱きしめられた。

「え…?」

「辛かったんだろ?泣けよ。みねぇーから。それと、俺は絶対お前から離れたりしないから。俺の事信じろよ…。」

梁夜…。頑張って涙こらえてたのにそんなこと言われたら、我慢できないじゃん

たくさん今まで我慢していた分が溢れだした

「…ヒッ…ク、…ぁた…し、ッッ信じる。梁夜の事」

何年振りかな

人を信じたいって思ったの

好きだって思えたのは…

そんなことを考えているといきなり

「なぁー、スキって言えよ」

梁夜がニヤニヤしながらSオーラ出しまくっていった

「何であたしが…」

「今のお前可愛いから









とか言うと思ったか?」

今あたしの顔は茹でダコみたいに赤いだろうな///

あたしは恥ずかしくてうつむいた

「顔真っ赤だけど?照れてんの?」

「照れてなんか…」

そう言って梁夜の方を勢いでむくと

「華恋、好きだ」

そういって彼は私に甘いキスをした


そのあとあたしは小さな声で言ったんだ












「あたしもスキ。」

こうして2人の恋は始まった





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