夜恋❦yaren❦
すると美咲は耳打ちで

「何があったか教えてね!!」

そういってどこかに行ってしまった。

あぁーあ、また面倒臭いじゃん…

はぁーー…

これも全部先輩のせいだし

そんなこと思っていると先輩の前に着いていた

「よっ!華恋」

「…どーも。」

軽く挨拶を交わすと屋上に連れて行かれた

しばらく沈黙していると

「あ、本題なんだけど、俺お前の事気にいった。」

は?何この人…

頭おかしいんじゃないの?

「だから、この前のおわびに俺と付き合え。」

「え?」

この人今何て言った!?

話したのこれで2回目なのに付き合えとか言わなかった?

「お前、作り笑い女のくせに耳も悪いのか?

俺と付き合えっていったの、分かった?」

最悪。嫌に決まってるじゃん

特に男なんて絶対いや

この前信じかけたのはたまたまだし

「い「嫌!とかいわねぇよな?ってか、お前に拒否権ね―から」

「何でよ!意味わかんない。何であたしが…」

「黙っていうこと気かねぇーとその口ふさぐぞ」

「クッ…、分かったよ!あんたと付き合えばいんでしょ!付き合えば!!

でも、絶対あんたのことなんか好きになったりしないから!」

「威勢のいい女だねー。でも、お前は俺を絶対好きになるよ。

あと俺‘あんた’じゃなくて‘梁夜’だから。梁夜って呼べよ、華恋」

はぁー、めんどくさいことになっちゃったな。

何で、あたしがこんな自己中心的な男と付き合わなくちゃいけな…

んッ…

なんか、当たって…・

は!?キ…キスされてる!?

「…っ離して!サイテー」

「お前の方がサイテーだろ?堂々と俺の前で悪愚痴いやがって」

あたし言った覚えないんだけど!ってもしかして声に出て…

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