夜恋❦yaren❦
あいつ、梁夜といると自分の中のルールが

壊されていく…

最近何であたしに構うの?

何であたしなの?

そんなことばっかり

あたしがあたし自身と会話している時に

「じゃあ、放課後な」

そう言い捨てて梁夜が屋上をあとにしようとした時

あたしが変わってしまったあの日の出来事が頭の中にフラッシュバックした

怖い。あたしだけ置いていかないで…

もう気づ付きたくないの

だから、あたしにかかわんないで…

そういいたいのに、無性に梁夜が遠くなっていくのが

怖くなった

「・・・かないで、イヤ、ィヤ!!やめて…嫌ぁーーーーーーーーーーーーーー!‼‼」

助けて、助けてよ、梁夜…


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