もう一度、ここから…【LOVEドロップス企画参加作品】
これは……まずい。
せっかくの文化祭にこんな騒ぎを起こしちゃよくない。
というか、まず、彼女じゃないし、それも訂正しなきゃ。
とりあえず謝って……。
そう思って振り返ると、そこに立っていた先生は、とっても見覚えのある人で……。
思わず息を呑む。
「ごめん、先生。彼女を紹介したらすげーことに……」
悠ちゃんのその言葉。
わたしは否定したくても驚きすぎて声がでなかった。