笑顔の涙
母の頭の上にヒモが見えた
頭の中が段々真っ白になり
母を触ると冷たい
顔は見れない程、真っ青
私は何故か涙が出なかった
パニックだった
電話だ
っと思い
母の携帯を使い
最初に父かけた
父は普通に出た
生きてる人の声が聞けて
涙が止まらなかった
止まらず
父は
「またお母さんに怒られたのか?」
って言った
私は泣いたまんま
「あ゙おね~」
父がまたかよって言ったのが聞こえた
何も知らない父に私は泣きながら
「お゙があ゙ざんあ゙~~
い゙んい゙あ゙~」
父はやはり聞き取れず
何度も何度も泣きながら話した
やっと理解してくれて
やはり、父もパニックだった
一人で思いっきり泣き
なんとか、泣き止み
次に電話する人には聞きやすく
っと言い聞かせた