【短編】⌘ヴァンパイアLove⌘
第一夜

バレてしまった秘密

【舞華Side】


私は生徒会副会長兼、風紀委員長の花園舞華。
この学園の秘密を守るため、日夜頑張っています！


「会長はいないんですか？？」


私はただいま、生徒会室にいます。
会議をする為に……。
でも、肝心な生徒会長がいない。
と言うより、遅刻……。


ここの生徒会メンバーは、人間とヴァンパイア。
二つの存在で動かしている。
が、一般生徒は知らない。
子の学園の三分の一の生徒がヴァンパイアだということを……。
そして、その事は決してばれてはいけない。
そのために、生徒会がある。
生徒会のメンバーのみが、この学園にヴァンパイアがいることを知っている。
そして、この秘密がばれないよう、頑張っている。


そして、生徒会長はヴァンパイアで学園の王子様、東隼人。
はっきり言って、私は嫌い。
なんか、憎い……。


その時、扉が開いた。


「やっほ～☆ 遅れてごめんね！ 女子生徒に捕まちゃって」
「今日は絶対に遅刻しないって言ったわよね？？」


私は入って来たばかりの、隼人にいう。


そうよ！
昨日、約束したはずよ！
なのに、遅刻って……？！


「明日は「ダメ！ 今日はお仕置きね♪ 覚悟しててね～」


私はそれだけ言って、席についた。


そして始まった会議の内容は、もぅすぐ入ってくる、新一年生に着いてだった。


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