【短編】⌘ヴァンパイアLove⌘
「なんとか間に合ったな!」
「すこし、反応が遅かったんじゃないか?」
「はぁー? そんなことねぇし!」
など……。
どう言うことですか?!
意味不明!!
「魔法使ったんだ♪」
華雷は笑顔でそう言った。
「ヴァンパイアって魔法使えるの?」
「あぁ」
隼人が答える。
「そうなんだ」
って、納得しちゃう私。
「そうだ!」
「どうかしたか?」
「遅刻!」
「はっ?」
「だーかーらー!! また、遅刻!!」
隼人がしまったというようなかおになる。
「じゃあね」
華雷はにこやかな顔で帰って行く。
「あのやろ! 逃げやがったな!!」
「なんで、そうなるのかしら?」
「悪い! 明日からは……」
「今日も生徒会室の掃除ね♪」
「はぁ~~!!!」
その時生徒会室が笑に包まれた。
やっぱり、こうじゃなくちゃ!
私は笑顔で会議を始めた。