Eternalsky

幸せの日々

雷牙を意識したら、急に雷牙がカッコよく見え始めた。

「なぁ、羅魅?」

ドキッ。

『なに〜?』

出来るだけ平然を装おって答える。

「野球しよーぜー!?」

雷牙は満面の笑みで聞いてきた。

ドキッ。

『うん!しよー!//』

だから、うちも雷牙に負けずと

『何の勝負だよ!』って少し自分にツッコミをいれながら、満面の笑みで答えてやった。


私が答えた瞬間に、雷牙の顔がほのかに赤く染まった。

私は、まさかとは思ったけど、

『ないない。』

と自分に言い聞かせた。

雷牙を意識してからは、私にとって

「雷牙に遊びに誘われる。」

それは、日常の中の小さな幸せにと変わっていった。

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