《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜
憂鬱な気持ちで土曜の朝を
迎えたあたしは、朝食も
そこそこに家を出た。
駅前で他のメンバーと
合流して、近くにある
ボーリング場へ徒歩で移動する。
あたしが渋々参加してる
のも忘れて、綾と凛子は上機嫌。
綾は彼氏が、凛子は
片想いの相手がいるん
だから、当然と言えば
当然だけど。
そして、当たり前のように
カップリング分けされて
あたしの隣を歩く斉藤
クンも、なんだかいつも
より機嫌がいいように感じた。
_
迎えたあたしは、朝食も
そこそこに家を出た。
駅前で他のメンバーと
合流して、近くにある
ボーリング場へ徒歩で移動する。
あたしが渋々参加してる
のも忘れて、綾と凛子は上機嫌。
綾は彼氏が、凛子は
片想いの相手がいるん
だから、当然と言えば
当然だけど。
そして、当たり前のように
カップリング分けされて
あたしの隣を歩く斉藤
クンも、なんだかいつも
より機嫌がいいように感じた。
_