《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜
その想いは、自分になど
とうてい立ち入ることは
できない。




直感で、珪はそう感じていた。





かける言葉の見つからない
珪は、ただ黙って、その
横顔を見つめていたの
だった――。






       ***




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