《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜
不思議に思ってこっちから
ドアを開け顔を出したら、
階段を降り切った所に
ポツンと立ってたのは
宮原さんだった。
「あ、こんにちわぁ。
すいません、お手洗いって
どこですか?」
目が合った瞬間にそう
尋ねられて、あたしは一瞬
キョトンとしたけどすぐに
用件を察して、
「あ、あぁ……トイレなら
突き当たりの右側にある
ドアですけど……」
廊下の奥を指差しながら
教えると、宮原さんは
『ありがとうございます』
と頭を下げてそっちに
歩いて行く。
_
ドアを開け顔を出したら、
階段を降り切った所に
ポツンと立ってたのは
宮原さんだった。
「あ、こんにちわぁ。
すいません、お手洗いって
どこですか?」
目が合った瞬間にそう
尋ねられて、あたしは一瞬
キョトンとしたけどすぐに
用件を察して、
「あ、あぁ……トイレなら
突き当たりの右側にある
ドアですけど……」
廊下の奥を指差しながら
教えると、宮原さんは
『ありがとうございます』
と頭を下げてそっちに
歩いて行く。
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