《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜

｢風景画でも、微妙な線の
出し方とか色使いとか。

そーゆーので全体的な
イメージを色々と変え
られっだろ｣




珪はあたしの態度があまり
にそっけないからか、
ややふてくされて答える。




だけど、すねられたって
あたしにもどうしようもない。




｢別にしゃべるほどの
歴史もない、ただの川だよ。

それにあたし、マジで
時間ないから。

悪いけどもう行くね｣



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