《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜
「いいんだよ。
焦ったってロクなもん
できっこないんだから、
できなかったらできなかっただ」
むくれた声で言いながら、
珪はパタンとスケッチ
ブックを閉じてしまった。
あたしが『え?』っていう
目で見ると、
「ちょうどいいから
ちょっと休憩〜。
今日はバイトじゃないんだろ?」
チラッと土手の上に目を
やって、スクーターが
ないのを確認してる。
_
焦ったってロクなもん
できっこないんだから、
できなかったらできなかっただ」
むくれた声で言いながら、
珪はパタンとスケッチ
ブックを閉じてしまった。
あたしが『え?』っていう
目で見ると、
「ちょうどいいから
ちょっと休憩〜。
今日はバイトじゃないんだろ?」
チラッと土手の上に目を
やって、スクーターが
ないのを確認してる。
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