《完》螺旋 ―*RASEN*― 〜禁断の迷路〜
「地域に溶け込んだ、ねぇ」




「あぁ。

もしオレがこの辺りに
住んでたら、きっとガキの
頃からキャッチボールとか
しまくってるな。

で、上の道は仲良さそうな
中年夫婦が並んで
ジョギングとかしててさ」




「アハハ。

たしかに、そんなの
だったらありふれてるよ」




かく言うあたしも、子供の
頃にはそんな目的でここに
足を運んでた。



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