レモン白書~チャラ男との命がけの恋~

麗の部屋はエメラルドグリーンと白で統一されていてスッキリ片付いている。

 
 「麗の部屋綺麗じゃん。」


 「何もないだけだって。 適当に座ってて。」


 「あっうん。」

 
 「今、お茶淹れてくるから。」


 「ありがとう。」

机の上には彼氏さんとの写真が飾られている。


 麗は不安じゃなかったの?


わたしは怖くて怖くて仕方ない。





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