レモン白書~チャラ男との命がけの恋~

 耳を疑う。


夢かと思う。


 「嘘……」


 「……」


 「嘘って言ってよ!!」


田代君の胸をおもいっきり叩いた。

そして田代君にすがるようにその場にしゃがみ込む。




全ての闇がそこにあって。

わたしを包み込んだ。





 
< 77 / 191 >

この作品をシェア

pagetop