レモン白書~チャラ男との命がけの恋~

 


全てを知った中3の春。


俺の中で何かが変わろうとしていた。




そんな俺を癒し、穏やかな気持ちに導いてくれたのが仙崎さんだった。



君は憶えていないだろうな。


初めて僕達が出会ったあの日を。




君はまだ本当に小さくて、ぶかぶかの制服が歩いているようだった。


そんな君をかわいいと思っていたんだ。


ずっと……。











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