レモン白書~チャラ男との命がけの恋~

その自信は確実なものになる。


幾はいつだってそうだ。


幾は欲しいものは手に入れる。



幾はそんな星の下に生まれたんだ。



仙崎さんは大丈夫。


絶対大丈夫。

幾なんかについていくわけがない。


ましては好きになるなんて……


でも、あの幾の自慢げな顔が頭から離れない。


















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