シェルの宝石




「おぉ~!!結構広いじゃん!」


タフトは手を頭にかがして湖を見渡した
ダイアンは湖の近くにあった木の幹に座った



「タフト!5分だけだからな!」


「わかってる~!ちょっと湖の周りを周ってくる!」




そう言って
タフトは湖の周りを走って行った




サクッサクッ



「結構この湖、深そうだな~
魚もいそう…今度、非番の時釣りにでも来ようかな」



歩きながら湖を見ていると
数メートル前に少女が倒れていた



「ん?…あれって人!?しかも女の子!?」



タフトは走って行った
そして倒れている少女の近くに行き、その体を揺さぶった




「おい!お嬢さん!大丈夫か!?」




いくら揺さぶっても反応がなかったので

タフトは少女の首に手をあて脈をはかった




「ふ~よかった生きてる…でもどうしてここに?
まぁいいか…それよりこのお嬢さんをいったんダイアンのところへ連れていこう」




タフトは少女を背中に背負って
ダイアンの元へ行った










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