僕のお姫様 ~RPG~





「では皆様。後ろを向いて下さい」


言われたとおり、後ろを向く。


「…あの、体ごとお願いします」


「えっ…あ、はいっ!!」


ここで、カズヤのボケが出た。


カズヤが後ろを向くと、デイティは


「皆様に力を送ります。なにも考えないでリラックスして下さいね」


言われたとおり、なにも考えないで、力を抜く。


すると、一瞬だけ電撃が身体中を走り回るような痛みに襲われた。


「ふぅ…完了です」


デイティは、ちょっと疲れたようで、ぐったりと床に寝そべった。




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