僕のお姫様 ~RPG~
「サンダー!!」
次は、雷。
しかし、これも全く効かない…。
「くっ…仕方がない。……氷の精よ、我に力を。ダイモンドダスト!!」
リンが叫ぶと、辺り一面氷に。
そして、どうやら氷の精と思われる女の人が出てきて、ふっ…とアガに息を吹き掛ける。
それだけなのに、アガの体が氷で包まれた。
すごい…。
「はぁ…はぁ…。炎の精よ、我に…力を…。…火炎の炎ー!!」
息切れ気味だが、今度は炎。
しかし、氷の次に炎をやったら氷は溶けてしまうんじゃないか?
炎の精の怪獣が、口から炎を吹き出す。
うわ…あっつ!!
ここまで熱気がとんでくる。