僕のお姫様 ~RPG~





しかし、氷は溶けてしまったものの、アガは苦しんでいる。


今が、チャンスかもしれない。


「はぁ、はぁ…。今だショウタ。いっけぇーっ」


「うあぁぁぁぁぁあ」


アガの近くに行くと、俺まで火傷しそうなので、そこから剣を投げた。


聖水剣は、アガの目に刺さり、アガは声にならない声で叫び、倒れた。


「……やった」


しかし、すぐにアガのまわりはピカッと光る。


そして、光が落ち着いたころ、そこには人間の男と、棒が落ちていた。


その棒は、きっと聖水剣の本来の形のやつだろう。




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