僕のお姫様 ~RPG~





そんなことを思っていると、カズヤは、あった~、と言ってあるものを出した。


それは…


「雷命弓」


雷命弓-ライメイキュウ-


それは、カズヤがもっとも得意とする弓矢だ。


その弓矢にはすごい電撃がはしっている。


カズヤは目を閉じ、弓をひいた。


って、おいおい…。


目を開けてても見えないんだ、目を閉じたら余計見えなくなるだろ。


と、思ったとき


シュッ--


カズヤは弓をはなした。


すると、矢は見事に男に的中した。


「ふっ…楽勝」


カズヤは、決め台詞を言って、その場を後にした。


「勝者、挑戦者」


言い終えたあと、アヤネはこちらを見た。


「次はどっちだ?」


「私よ」


リンが立った。





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