僕のお姫様 ~RPG~





「大丈夫か」


「あぁ…。……うわっ!!なんだこれ!!」


落ち着いたカズヤは、またもや悲鳴をあげた。


カズヤの側にかけよる。


「どうした」


「う、腕が…」


見てみると、カズヤの腕にはわけの分からない字がたくさん浮かび上がっていた。


「なんだこれ…って!!」


俺は、ケイタを指差した。


なんと、ケイタの胸元にも字は浮かび上がっていた。


「おいケイタ。この字読めるか」


カズヤは自分の腕を、ケイタの腕の前まで持ってく。


「……残念ながら、読めない」


頭のいいケイタでも、読めなかった。


どうすれば…。


しかし、カズヤの腕を見ると見慣れた字があった。





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