僕のお姫様 ~RPG~





「うるせぇ!!俺は好きで着てんじゃねえ!!不思議な服着たらこうなったんだよ」


「「さっすが王子様」」


やべぇ…普通にウケる。


はは、ははははははっ!!









「ショウタ、カズヤ。俺も旅に出ていいか」


「もちろん」


ケイタの問いかけに、俺らは即答える。


「え…。じゃあ私も行きたい…!!」


そんなとき、ユミが我が儘を言う。


「はぁ…お前、何が出来んだよ」


「……弓矢なら」


「それならもう、いるんだよ」


俺は、カズヤを指す。




< 74 / 137 >

この作品をシェア

pagetop