僕のお姫様 ~RPG~
「そして、これはリンにあげる」
「……なにこれ?」
「聖なる杖よ」
そう言って、リンに渡す。
すると、やはり消えてしまった。
「これも、ショウタと同じ方法で出したり、しまったり出来るから」
「……ありがとう」
リンは、喜んでいる様子だ。
「……じゃ、ここで解散ね」
ユミの言葉により、一気に空気が重くなる。
「じゃあ、また会いましょう。」
そう言って、ユミは長い髪の毛を肩ぐらいまで切った。
さらにドレスを膝上まで切った。
すると、ユミは俺のとこへ来てある言葉を言った。
「……じゃ、また」
そう言って、ユミとケイタは歩き出した。
それに続いてカズヤとアヤネも。
俺たちは、その2ペアが見えなくなるまで動けなかった。