カミレンジャー THE・LONGSTORY

「映画版なんだから、名乗りぐらいやってもいいだろう!!作者がずっとやりたくて、ウズウズしていたんだからな!」


 レッドもそういうコトを、堂々と言わないでください。


「ふん、まぁ、どっちでもいいけど・・・あなた達が現れたからって、戦わないって選択肢だってあるのよね。」


 舞華は妖艶な笑みを浮かべて、ニヤリと笑う。


「まぁ、盛り上がりには欠けますけど、平和的解決が出来るならば、いいのではないですか?」


 イエローがそれに同意するが・・・。


「どういう魂胆かしら?」


 ピンクがすぐに難色を示した。


 確かに怪しむのは無理はない。


「交渉しましょうといっているの。」


「買収?」


 ハニーが、前に出てくる。


 その姿勢は戦闘態勢だ。


「ご名答、300万でこのことはチャラにしてあげるわよ。」


 ・・・・・・・・?


「どういうことだ?」


 今度はレッドの発言。


「あら?意味が分からないのかしら?今回の件、あなたが300万払えば、目を瞑っても良いって言ってるの。」


 ・・・・・・・・こいつ・・・言うに事欠いて、何を言い出す?


 馬鹿にしているのか?


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