カミレンジャー THE・LONGSTORY

「どうしたんですか?」


 青山が質問してみるが・・・


「分からないわよ。とりあえず非難しなくちゃ・・・。」


 ピンクの提案。


「いや、それより、このパニックを押さえないと・・・ジャングルジム、避難経路は?」


 レッドがそんな言葉を口にする。


 こういう判断を咄嗟にするあたり、なんだかんだ言って、自分たちは『正義の味方』だというコトを実感する。


「ここからだと、普通に入り口から出たほうが早いです。私たちも協力します。」


 ジャングルジムもそれに同意する。


 滑り台やブランコも異論はないようだ。


 お前ら一応、地球征服を狙う悪の組織だよな・・・なんて、ツッコミはここではあまりに無粋だろう。


「よし!では、みんな。」


 レッドが全員に声をかけて。


「「「「はい」」」」


 四人が返事をする。


 五人が構えるのは、『カミレンジャーセカンド』から、彼らに実装配備された「変身チェンジャー」(名前に対するツッコミは、セカンドで終わっているので、省略)


 いざ!変身!!


「「「「カミレ・・・」」」」


 変身チェンジャーを構え、五人が声をそろえた瞬間。


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