カミレンジャー THE・LONGSTORY

「お前が、レッド?・・・まったく、レッドはリーダー格だというのに、なんだその威厳のない緩みきった顔は?そんなことで、うまくまとめられていたのかよ?」


 最後に、赤いジャケットを来た茶髪のアンちゃんがレッドに噛み付いた。


 しかし、レッドはリーダーだから動じない。


 まったく動じない。


 ただ、一言・・・


「・・・・・・・・・・・お前ら、準備はいいか?」


 と、つぶやいた。


 ・・・・・・もちろん。


「OKです。」


 実くんが変身チェンジャーに指をかけ・・・


「いつでも・・・。」


 ピンクも続く・・・。


「私も、いいわよ。」


 恵も同じようにして・・・


「えぇ、いつでもいいです。」


 本来なら、止める側のような気がする青山も続いた。


 決定事項だ。


 満場一致だ。


 こいつらは・・・敵だ!


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