カミレンジャー THE・LONGSTORY

「・・・・・・・・・た・・・・・・。」


「「「「「助かった~・・・・。」」」」」


 カミレンジャーだけでない。


 ワイルダーたちからも同じような言葉が漏れた。


「はぁ・・・緊張しましたね。」


 実くんの言葉。


「まったくだ・・・こんな真面目に戦隊らしいことは、生まれて初めてだ。」


 そのレッドの言葉にはまったく同意しよう。


 今回ばかりは、マジで怖かった。


 はぁ・・・でも、俺たちもやればできるんだな!!


 ブルーたち全員から思わず笑みがこぼれた瞬間だった。


「お前たち、そこで何をしている!!!」


 新たな怒声が響いた。


 全員が、そこに顔を向けると・・・


 ・・・・・・・・・怒りの表情を浮かべている、新カミレンジャーの面々を見ることができた・・・・。


「・・・あれ?もしかして、ピンチですか?」


 実君の言葉。


「そうみたいね・・・・・。」


 ピンクもそれに続いた。




 つづく。
< 55 / 126 >

この作品をシェア

pagetop