君のハートにラブズッキュン!
「津田くーん、ちょっと借りるね」
あたしは一言津田くんに言うと、津田くんのうどんを自分の目の前にもってくる。
食べかけだったらしく、うどんの器の中には箸。
一口食べちゃえーっ
あたしは割り箸入れから新しい割り箸を取り出して半分に割る。
あっ、めっちゃ半分に割れた!
こりゃ良いことあるなあっ
そんなことを思いながら容器の中からうどんを一本掴む。
「え、ちょ、おまっ……」
津田くんが何か言ったのもお構い無しに、あたしはそのうどんを口に入れた。
やば、うどんやぱ美味しい!
そんなことを考えて顔をあげると、真っ赤になった津田くん。