君のハートにラブズッキュン!
「お前何やってんの……っ」
「えー?見りゃわかるしょ?うどん食べたんだよーっ」
「いやっ、それはわかるけど!ほら、それ、……俺の食べかけ……」
声が小さくなっていくと共に、津田くんはあたしから顔を逸らして少し俯いた。
チラッと見える赤い頬。
もしかして津田くん間接キス気にしてる!?
わーっ、やばいめちゃくちゃ可愛い!
「津田くーん?」
「……なに、」
「あーんしてっ?」
「は!?」
思わず大きな声を出した津田くんはハッとした顔をした。
そして雛達が自分達の話に集中しているのを確認すると、小さな声で話し出す。